私の母は
かずやにとって
本当の母親じゃないけれど…


いつか…

私と かずやと
母と ゆうじさん…

四人で
暮らせる日が
来ればいいな…と
思っていた。

もちろん…


ゆうじさんへの愛は

未だに消えていない…


けど…

一緒にいられるだけで…

それで十分だ…


一緒にいられるのなら

どんな事も

我慢してみせる。


自分の気持ちを押し殺して…

私が ゆうじさんの事を

お父さん…と呼べば…


それですべて
うまくいく…。


だから…

一生懸命リハビリして

家に帰りたい…と

そう 思っていた−−