ゆうじさん…

ゆうじさん……



起きてよ………


こんな終わり方イヤだよ…


まだ話したい事…

たくさんあったのに…




ゆうじさん…


お願い…

目を覚ましてよ……


目を覚ましてくれるんだったら

私…もう…ゆうじさんと
一緒にいれなくてもいい…


神様…お願いします…


ゆうじさんを助けて下さい……




私の祈りも虚しく…



そのまま…

ゆうじさんの意識が

戻る事はなかった。


一週間…一ヶ月…

そして一年………


ゆうじさんは


眠り続けていた・・・