病院へ着き

すぐさま

集中治療室に行った。



『……ゆ…
ゆう…じ…さん…?』



たくさんの機械や
管をつけられ…


ゆうじさんは

眠っている…




「ご家族の方ですか!?」

医者が言った。



「なんとか
一命は取り留めましたが…
このまま…
意識が戻らないかも
しれません…。
つまり…
植物状態に
なってしまうかもしれません」


『…そ…そんな…』




嘘だよ…

そんな事…

私は…

足がガクガクと震え…


立っているだけで
精一杯だった…