変えられない運命〜私とあなたの繋がり〜



『ねぇ…
ゆうじさん…
そんな事…
信じないよね…?
だって 私達は
恋人だもんね…?
愛し合ってる…恋人だよね?
心も身体もひとつに…』

「やめてくれ……
やめてくれー!!!」


ゆうじさんが


泣き叫んだ……


「俺は………


俺は…

なんて事をしたんだ…


お前…まさか…

17年前のアレは……


嘘だったのか…?


あの時の子が……


エリちゃんだと言うのか…?


オイ…

答えろ・・・

答えろよ!!!」


ゆうじさんは


母の肩を掴み


激しく 母を問い詰めた…



「痛っ……
ちょっと、ゆうじ
離してよ…
すべて…話すから…
ふぅ……
エリもゆうじも…
ここに座って」


母は
私とゆうじさんを
なんとか落ち着かせ
ソファーに座らせた。

そして
17年前の出来事について
語り始めた−−−