『私だって真剣だよ!!
けど まさか…
ゆうじさんが
そんな事を
考えてくれてたなんて
思わなかった…
すごい 嬉しいよ…』

「今はまだ早いけどね。
ちゃんと エリちゃんが
高校卒業して
落ち着いたら
この事は また話そうね」

『うん…
ありがとう…ゆうじさん』

幸せ一杯の私達は
宝石店を出て
一休みしようと
喫茶店を探した。

その時

ゆうじさんが急に
「あ…」と言った。

『ん?何?
どうしたの?』

私は ゆうじさんに
聞いたが

「え?イヤ…
なんでもない…」と
ゆうじさんは言う。


???
変なゆうじさん…

『喫茶店…
なかなか ないねー』

そう言いながら
キョロキョロと周りを
見渡していた時…

ふと 私の目に
ある女性が飛び込んできた。


−−−お母さんだ!!!