ゆうじさんのおかげで
すっかり元気を
取り戻した私は
昼食のあと
ショッピングを楽しんだ。
服やアクセサリー
靴・バッグ…
色々な物を
見て回った私達は
最後に
ペアリングを
買うことにした…
すごく嬉しかった。
宝石店に入り
二人で指輪を選んで、
その場で
お互いの指に
指輪を はめた。
ペアリング…
それは
いつでも
ゆうじさんと一緒に
いるような気持ちに
なれるだろう…
本当に感激していた。
その時 ゆうじさんは
ボソっと
照れくさそうに言った・・・
「婚約指輪は…
もっと可愛いくて
もっと綺麗なやつを
買ってあげるよ…」
『え…?こ…婚約!?』
「…俺はエリちゃんと
真剣に付き合ってるからさ…
そーゆー事も
考えてるんだ。
エリちゃんはまだ若いし
この先
何があるか
わかんないけどさ…」
