しかもキスしてたし。 さりげなく気になったあたしは自分の唇に触れた。 「まさかね…………」 「何がまさかなんだ?」 「んぎゃっっっ!」 「な、何だよ。びっくりするな。」 「な、何だよとは何だよ。それこっちのいうセリフだし。欄真は何でここにいるのよ!」 今すんごくいいタイミングで入ってあたしに声をかけたのは欄真でした。 びっくりもしたけど、何だかさっきの夢がリアルで目が欄真の唇にいっちゃう。 それがなんだか恥ずかしくなってきて顔を見れなくなった。