そのまま、ホームにうずくまっていた。


「おい?お前どうしたんだよ?」

「遠藤くん…?」

しばらく遠藤くんは、あたしの横で黙って座り込んでいた。



「何かあったことは確かだな。話せるか?」
あたしはコクンと頷いた。

「よし、良い子だぁ」

頭をなでなでしてくれた。

その時の満面の笑顔にキュンときた。

だめだめ!あたし彼氏いるし!