何処にでもあるラブストーリー

「ほんとはもっとずっと前から好きだったんですよ・・・館崎さんの事」奈緒子は、僕を見上げる。

「なら、もっと早く教えてくれればよかったのに・・・意地悪だな奈緒子は・・・」
 
 僕らは2人、目を合わせ、僕は奈緒子の唇にキスをした。 奈緒子は目を閉じて僕の唇を受け入れた。 

奈緒子が本当に欲しい、奈緒子を失いたくない。 奈緒子を本当に愛してる。 そんな想いの長いキスだった。 

今までの、暗くて長いトンネルはこの日、初めて、抜けることが出来た。