何処にでもあるラブストーリー

夜のネオンサインに照らされ少し酔っている奈緒子はとても美しかった。 

「ちゃんと感情を隠さないで思ったこと言ってくださいよ。 オトナぶらないで」

奈緒子は珍しく口調を強めてこう言った。 彼女が酔っていたからこういう口調になったのかどうかはわからなかったが、彼女の緊張感が僕に伝わってきた。

そして、僕はこの時、覚悟を決めた。 僕は奈緒子に、僕が思っている気持ちを伝えるべきだと思った・・・真っ直ぐに。