何処にでもあるラブストーリー

奈緒子に会えて本当によかったと思っていたけど、僕は自分の感情を悟られないように奈緒子に言った。「お騒がせのお姉さん、仲村さんはいないのかよ」 

「いませんよ、最初から・・・誘われはしましたけど・・・渋谷に住んでるお友達とちょと飲んでただけです」

彼女のこの言葉で、安心して僕は泣き出しそうにさえなってしまった。 安心と切なさで僕は彼女を見る目を細めた。  

そして完全ににうわずってしまった声で・・・
「なんだ、じゃあ帰るぞ。ばか者」僕はこう言った。