何処にでもあるラブストーリー

誰かを好きになると、こういった嫉妬心や猜疑心など負の感情が芽生えてしまう。 

仲村はなにやら、奈緒子との話を終え、事務所から出てきた。

「おう、けんじ、何やってんの?」仲村はドアの前にいた僕に、仲村は声を掛ける。

「仲村さん朝から、女の子に、声掛けないでくださいよ」僕は対応する。

「あれっ!お前、奈緒子ちゃんとのこと好きなの?・・・お前が、その気なら応援してやるぞ!」相変わらず軽い乗りだった。

「何、言ってるんですか別になんにもないですよ」