何処にでもあるラブストーリー

「かわいい上に料理も上手だな・・・なんて、褒め過ぎですよ、館崎さん」奈緒子は缶ビールを開けていた。

「それは言ってないけどね。・・・でも、この玉子焼きおいしい」
奈緒子はテレビのリモコンをいじって天気予報で止めた。

「家でも結構料理やるの?」

「学生の頃は、お金ないから、やってましたけど、今はそんなにやりませんよ、時間がなくて・・・休みのときぐらいですかね、やっても」奈緒子はテレビのボリュームを一メモリ上げる。