ていうか、これ………
どう見ても、宇宙人にしか見えない。
強いて言えば、怪人。
しかも、その上、特大サイズだから
迫力が言い表せないほど、
ハンパない。
驚く。
「んなこたいいから。さっ、取るぞ、きょん!」
腕まくりをして、ポケットから
お金を取り出した。
そう、
宇宙人に挑戦し始めたんだ。
「雅人、取れるの?」
「イエスッ!俺の得意分野だぞ?」
……━━。
へぇー………
そうなんだぁ。
半信半疑で見守る。
1回分のお金しか、取り出してないから
本当に自信あるのかも。
とか思いながら、半分は
やっぱり期待してない私。
と、一人で考えていたら━━
ボトンッ━━━━━
鈍い音と共に、
その特大サイズの宇宙人が落ちてきた。
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