図書室には、役員みたいな人が 2人しかいなかった。 ますますドキドキした。 雅人は図書室の 一番奥にある大きな机に 自分のカバンを置いていた。 そこへ2人で向かった。 雅人は3つ並んでいる椅子の 一番手前の所に座った。 私 どこに座ればいいんだろう。 よきある疑問が私を襲う。 緊張して思考もまともに活動しない。 焦る。 バッグを持つ手に力が入った。 .