そおっと後ろを見ると、 沙羅も誰かに腕を掴まれてて、 沙羅は下を向いたまま顔をひきつらせてた。 で、手の主は… 『り、龍。』 龍は笑ってた… 目、笑ってないけど…。 ヤバい、ヤバいよぉ… 龍って普段あんまり怒んないんだけど、怒ると怖い。 別に、暴力とかしないんだけど、雰囲気が…。 「何で置いてったの…?授業、遅刻しちゃったんですけど。」 ひぃ…。 『「……。」』 優ちゃんを見てみると、バツが悪そうな顔をして龍の後ろに立ってた。 「おい。おめぇら…。」