俺がそう言うと、気付いたのか、ハッと口を手で覆った。 『だってよ、沙羅。』 クルッと後ろに向き、沙羅を見るとさっきよりも顔が真っ赤になっている。 龍の方をまた見てみると、さっきの格好のまま、今度は恥ずかしさで顔が赤くなっていて、しかも涙目になっている。 涙が流れる寸前…。 仕返し、しすぎちゃった? まぁいいや。 『じゃあ、俺と美瑠は教室戻ってるから~。美瑠行こ?』 「あ、うん!」 じゃあね~。と言いながら俺達は屋上を出た。