「ところで、わざわざ私を呼びつけた理由は何ですか?」 とデカルトは、呆れ顔でキルトを見た。 「…明日、俺の振りをしろ」 「……………は?」 「王子役をやれと言っている」 「………どうして、急に..」 デカルトは、こめかみを抑えた。 「明日は、あなたが急にスクルジア王国の姫とお会いしたいと言うから無理矢理に約束を取り付けたのに...」 とデカルトは、困り果てた表情をした。 「あいつ……、俺に逢いたくないみたい」 キルトは、俯いてポツリとそう呟いた。