月の果て



ソフィは、真っ赤なきょとんとした顔をして執事を見た。



そんなソフィを見て執事は、悪戯をした子供のように微笑んだ。


「〜っ、どうしよ……。そ、な…私」

とソフィは、口元を抑えてパニックになり更に顔を真っ赤にさせた。



「どうしようも何も、ソフィは王子様のモノなんだから問題なし」

と執事は、満足げにソフィの髪を撫でた。




「………へ?」

とソフィは、執事を見る。



執事は、にっこりと微笑んで