月の果て



「真剣なのだから笑わないでちょうだい」

とソフィは、執事を睨んだ。



「……失礼」

と執事は、笑いを堪えた。



すると、ライアンはソフィからスルリと逃れ執事の足元にじゃれた。


執事は、優しく微笑むとしゃがみ込んで優しくライアンの頭を撫でた。




「なっ……」

とソフィは、唖然として執事とライアンを見た。



ライアンが、

とられてしまったのだわ…



「残念でした」

と執事は、ライアンを撫でながら意地悪そうに微笑んでソフィを見た。



………意地悪な方なのだわ。


とソフィは悔しそうに執事を睨んだ。