月の果て



………さぁ、ライアン。


「探し出してちょうだい!!」

ソフィは、人差し指を向けてライアンにそう命令をした。



「…………ガォ」

とライアンは、ソフィの足にじゃれつくだけだった。




「あ、あれ?」

とソフィは、戸惑いながらライアンに視線を合わす


「もう一度言うわ。いいかしら?ライアン。キルトを探してちょうだい」


「…………ガォ」

とライアンは、首を傾げてソフィを見つめた。



その隣で様子を見ていた執事は、クックッと笑っている。