月の果て



「いえ、別に?」

と執事は、にっこりと微笑んだ。



「そう?……そうだわ。」

とソフィは、何かを企むようにニヤリと執事を見た。


「どうなさいました?」

と執事は、ソフィを不思議そうに見た。




「ライアンは、どこかしら?」


「…………ライアン?私の部屋にいますが」


「そう、……なら案内してちょうだい!」

とソフィは、自信満々に言い放った。



「…どうしてですか?」

執事は、訳が分からないとソフィを見た。



「ライアンの嗅覚で見つけてもらうのよ!我ながらいい考えだと思わない?」

とソフィは、瞳を輝かせながら言った。