「ごめんね、泣かせたいわけじゃなかったのっ」 ボロボロと泣き出したキルトに、 驚いたソフィは、 ワタワタと慌てふためいた。 そして、 「そうだ、付いてきて」 ソフィは、何かを思い付いたように 無邪気な笑顔でキルト手を引いた。 駆け出した2人の足は、 軽やかに風をきっていく。 「──…何処へ行くの?」 キルトの疑問にソフィは、 「秘密だよ」 と微笑んだ。