月の果て



「やるっ、やるわ!見つけるわっ!」

とソフィは、ガッツポーズをした。



「では、頑張って下さい」

と執事はにっこりと微笑んだ。



「……ところで、キルトは本当にこの城にいるのよね?」

とソフィは、訝しげに執事に訊ねた。



執事は、意味ありげに微笑んで眠ってしまったライオンを撫でながら


「もちろん」

と言った。



「よしっ!頑張るのだわ!!」

とテンションを上げるソフィを優しく見つめる執事。



「──…そのライオンは、アナタが飼っているのかしら?」

ソフィは、しゃがみ込んでライオンを撫でながら訊ねた。