そんな空気に顔を見合わせた兵士達も敵味方関係なく倒れた兵士を運びはじめた。 キルトは、クシャクシャと髪を弄り 「……ソフィには、勝てないなぁ」 と笑った。 その光景に目を疑う人物は、黒馬に乗った2人の王。 シルベリアとダージリンだった。 「貴方の娘は、凄い..」 シルベリアは、ぽつりと呟いた。 「……若い頃の妻、そっくりですよ」 ダージリンは、はぁと頭を抑えた。 「手がかかります」 とダージリンが笑うと、 シルベリアは、ははっと声を出して笑った。 〜メリーの子羊・fin〜