月の果て



────…ドキンッ


「な、何かしら?」


「アナタは、今日から一週間この城に住むそうですね」


………人が気にしている事を..



「…どうしてそれを」


「先ほど王子が申されていましたから」



…………え?


「……先ほど?では、これは計画的ではないのですか?」

とソフィは執事に詰め寄った。



「ええ。王子は、気まぐれなお方ですから」

執事は、にっこりと微笑んだ。



………そっ、そんな──…っ!?


私は、そんな計画性の欠片もない方の妃にならなければならないの…!?



そんなのってないわ──…っ!!