月の果て



執事は、訳が分からないと言うようにキョトンとして


「………は?」

とソフィを見た。



「アナタ!キルトと双子なんでしょう!?2人して私をからかっているんでしょう?だから、瞳の色が違うんだわ!」

ソフィは、「きっとそうよ」と付け足して眉を吊り上げてそうひと息に言った。



執事は、しばらく黙った後に


大きく声を上げて笑い始めた。





「な、何かしら?どうして笑っているのかしら!?」

ソフィは、訳が分からないと少し赤くなって執事を見た。



「アナタが可愛らしいからですよ」

執事は、涙を拭いながらソフィを見て微笑んだ。



そんな執事に赤くなるソフィ。


「ま、またからかって!私、アナタ方の可愛いの意味が分かったんですからね!」


「アナタ方…?」

執事は、蒼い瞳を光らせて訊ねた。