月の果て



フランクは、驚いたようにミルーラを見てから


急に真顔になると、




ミルーラにすっと顔を近付けた。




ミルーラが、その表情の美しさに魅せられて動けないでいると


ついにその唇は、重なった。




数秒間経って離れると


ミルーラの髪の毛に蒼く小さな花が刺さっていた。




「………ん、可愛い」


フランクは、悪戯に笑った。





ミルーラは、真っ赤になって何も言えないようだった。



「……ミルーラ、」