月の果て



ソフィが振り返ると、


そこにいたのは──…





クリクリの瞳に薄く茶色い小さなボディ、ピクピクと不規則に動く耳。そして、愛らしくソフィを見つめている。


「ら、ライオン?」

ソフィは、ただただ目の前の愛らしい子ライオンを見つめていた。




「……ガォ」

と子ライオンは、ソフィにすり寄ってくる。



か……、


「可愛いー..」

ソフィは、そう呟いた。



すると、子ライオンは耳をピクピクと動かし始めどこかの方を見ると

走り出してしまった。



………あ、あれ?


ソフィは、キョトンとしていると

ハッと気がつき



「待ってよー!」

と駆け出していた。