月の果て



だって、


ミルーラは、自分の高鳴る胸を抑えた。





いつの間にか、私の世界はフランクでいっぱいになっちゃってたから──…



これからもずぅっと傍にいて、欲しい..


フランクの世界も私であって欲しい..




不思議..


いつから私は、そう思うようになったんだろう──…?





この気持ちは、一体..何──…?





「フランクは、外へ行っちゃうの?」


ミルーラは、赤くなった頬を隠そうと俯いて早口にそう訊ねた。




「……さぁ?」


フランクは、心ここにあらずと言うように答えた。