月の果て



───…すごい、ホッとするのに..



「フランク…?」



フランクは、違うの──…?




フランクは、ふっと痛々しく微笑むと住宅街から僅かに覗く青空を見上げた。



そして、


「外に..行きてぇなぁ……」


とポツリと呟いた。





「……外?」


「うん、こんな世界じゃない。外」



───…考えた事もなかった。



この住宅街を抜ければ


外の世界があるって事──…





フランクは、ミルーラの視線に気がつくと柔らかく微笑んだ。



────…どきん..