月の果て



「ミルーラ……?」


ソフィは不安そうに鏡越しのミルーラを見つめた。




「…あっ!すいませんっ」


ミルーラは、すぐに明るい笑顔を取り繕った。





「ミルーラの好きな方は、どんなお方なのかしら?」



「……えーと、」


ミルーラは、少し赤くなって記憶をたどり始めた。




そして、


「……責任感が強くて頼りになる人です」


とはにかみながら言った。