「これは……」


と呟いたソフィは、部屋の中の光景に目を見張った。




「ひ、姫様っ」

ソフィの後ろから驚きの声が上がった。



しまった!

バレてしまったわ...



ソフィは、勢いよく後ろを振り返った。





「ミルーラ…」


そこにはいたのは、

まだ新米のメイドだった。




「あぁあぁぁぁぁ……ど、どうしよう..ひ、姫様にバレてしまうなんて..私。どうすれば……」


とミルーラは、あわあわと1人で混乱し始めてしまった。