月の果て



「明日、私は嫁いで行くのね…」

と悲しそうなソフィの問い掛けに




「ええ、そうですね」


と、どこかトーンの重い声が返ってきた。




「スクルジア王国も見納めね」

ソフィは、そういうと窓から覗く夜空を見上げた。



「………そうですね」



「明日から私、ナタナエル王国の人間になるのね..」



「そう、ですね」


スワローズは、ポツリと言った。