「ご、ごめんなさい!勘違いみたいです」 とソフィは、慌てふためいた。 すると、男は 「面白い、お姫様だ」 と言ってクックッと笑い始めた。 どこから、どう見たって キルト…なのに───… 「ところで、姫。この国の王子はいかがですか?」 「いかがって?」 「お気に召しましたか?」 「…お気に召したも何も勝手に連れて来られたんだもの」 そう言ってソフィは、ふてくされた。 「そうですか」 そう言って男は、にっこりと微笑んだ。 トクン────…ッ やっぱり、キルトに似てるわ─…