「薔薇園?」 エリスは、キョトンとした。 「何か?」 「………何でもないわ、早く行きましょ?」 エリスは、後ろからグイグイとキルトを押した。 「エリス様……?」 キルトは、そんなエリスを不思議そうに見つめた。 エリスは、俯いたまま嬉しそうにその表情を綻ばせていた。