「どうなさいました?」 キルトも振り返って訊ねる。 「何処へ、向かっているの?」 エリスは、いくら歩いてもなんら変わらない中庭にうんざりしてしまったのか 飽きてしまったように ぶーたれてしまった。 「………薔薇園ですよ」 キルトは、にっこりと微笑んだ。 ……畜生、文句があるなら さっさと自分の城へ帰れ! ただでさえ、こっちも忙しいのに..