「スクルジア王国のソフィです」 「アナタが?」 その男は、目を大きくした。 「はい、そう..ですけど?」 男は、大きく溜め息をつき頭を軽く抑えて本を綴じてソフィに向かって片膝をつき 「私は、ナタナエル王国の王子。デカルトです」 この、人が───… 「以後、お見知り置きを─…」 そう言ってデカルトは、ソフィの手をとりそっと口づけた。 ソフィは、カァッと赤くなった。