月の果て



……どこにもいないわ。


ソフィは、中庭を歩いていた。



ちょっと休もう..

ソフィは、大きな木の下に座った。



すると、



「………おや?」

と声が。




ソフィが振り向くと木の反対側には、黒髪の端正な顔をした男が本を読んでいた。

身なりからして身分が高いらしい。



「あなたは?」

その男の声にソフィは、首を傾げた。