月の果て



「こんなに綺麗な瞳、他にはないもの」




と優しく微笑んだソフィをキルトは、強く抱き締めた。


そして、



耳元で小さく



「有難う」

と囁いた。




小さな……


子供のようだと思った───…




ソフィもキルトの背中にそっと手を伸ばして抱き締めた。





きっと私よりも年上のキルトは、


私より沢山の事を知っていて




沢山の辛い想いをしてきて───…



沢山、たくさん


傷ついてきたの…



だから



私は─────…