月の果て



「これから、この王国の国王陛下に逢って頂く」



……………は?



ソフィは、その言葉に耳を疑った。





「どういう事かしら?」


ソフィは、かじり付くように男に見入った。




「………ん、まぁ。実は、父上に頼まれて姫を迎えに……」


男は、ポリポリと頭を掻いた。




「父上!?」



………という事は、この方は..




まさか────…



男は、ニヤリと微笑んでバサッと頭に掛けていた黒いフードを脱いだ。