────…ソフィは、カタコトと馬車に揺られ外に流れる風景を眺めていた。



私は今、あれからトラキアに馬車で


スクルジア王国に
送ってもらっているところ。



なんだか、呆気なくナタナエル王国から出ていけた事が虚しいわ…


だけど、


しっかりしなくちゃ!





宣戦布告をしたんだもの!!




私は、スクルジア王国の姫よ!


ソフィは、ガッツポーズをとった。