「ん?薔薇園」 …………薔薇、園。 ソフィの表情は、瞬く間に崩れた。 「結局、お城の中じゃない」 とソフィは、不満そうにぼやいた。 「まぁまぁ、ソフィは昼の薔薇園しか見たことないでしょ?」 とキルトは、ソフィをあやすように言った。 「…そりゃ、まぁ…」 キルトに閉じ込められていたから…… 「じゃあ、決定。行こう」 キルトは、そう微笑んでソフィの手を引いた。