「あなた…」 振り向くと 美佳さんが私の後を追いかけて来ていて、後ろに立っていた。 「何…ですか?」 見ると美佳さんの口元は笑みを浮かべている…。 「どういうつもり?」 「なっ何のことですか?」 「昨日も」 美佳さんは強調して言った。 「…えっ?」 「その前もずーっと…」 また美佳さんはニヤッと不気味に笑う…。 「新斗のいる時間に来て、買い物したら雑誌を立ち読みして…。 あいつが帰ろうとするとあなたも帰る… 確かそうよね?」 「……!!!」