―翌日― 私は学校帰り、いつもの駅を降りて帰宅しようとしていた。 だけど改札口には… 「美佳…さん?」 私の声に気付いた美佳さん…。 「ちょっといい…?」 いつもにも増して恐い目つき…。 だけどその目は今までのような私を見る目じゃなかった……。 恨み……? 違う…、 もっと別の何か…――。 空は茜色… そして、すぐそこに暗闇が射していた。