バッと手を引いた…!! 「?」 彼は不思議そうに私を見てきた。 その場を走って逃げ出す私……。 「あっ…ありがとうございました~!!」 ドアが閉まる直前に新斗さんの声が聞こえた。 そして手を引いた時に美香さんとも目があった…。 絶対変な人だって思われた~!!(涙) どうしよう……… 走り出した私は、コンビニが遠くなったところで足を止めた。 「ハァ…ハァ…」 まだ顔が熱い… ただ手が触れただけなのに… あんなドキドキするなんて… だめだな私… すると後ろからヒールの足音が聞こえた…。