ベッドに頭だけおいて、座っている状態で。


―美玖視点―


「ミク、頑張ってよ。私、協力するから…」


アヤが、ミクをそっと撫でたとき、凄く安心した。


「だいじょぶだよ…」


ミクは、聞こえないくらいの声で言った。


だから、聞こえてないと思う。


「ミク…本当に、これ以上傷つかないでね。もう、ミクの涙は見たくないんだから…」


「ッッ……」


ミクは、アヤが寝た後に、そう言った。


―美玖視点終わり―


―次の日―


「ミク、準備できたのー?」


「オッケェーだよー」


「「いってきまーす!」」


私とミクは、元気よく言った。