私は、部屋に戻った。


戻ると、ミクは寝ていた。


スースーッと寝息を立てて。


「ミク、頑張ってよ。私、協力するから…」


そういうと、私はミクの頭を撫でた。


「ん………」


ミクは、そういうと、ゴロンと寝返りを打った。


「ヤバイ、起きた!?」


と、私は思った。


だが、ミクは起きていなかった。


「ミク…本当に、これ以上傷つかないでね。もう、ミクの涙は見たくないんだから…」


そういうと、私は寝た。