驚いた目でアタシを見ている。



二秒程のいたずらなキス。



『くっそぉっ!!!』


連は叫びながら砂浜を蹴った。


『俺…あー…格好悪ーっ』

ため息混じりにアタシに言った。


『んー?』


連の顔は真っ赤。


日焼けのせい?


違う…。


『かわいー!顔が真っ赤だよ?』


連の頬に優しく触れた。