静かな時だけがぽつりぽつりと過ぎていく。僕はあなたに伝えるべき言葉を探しながら、点滴の液体がぽつりぽつりと僕の体に流れてるのを見ていた。
嘘の積み重ねで作り上げた幸せな生活を思い出していた。 その罪の後始末さえ、神は許してくれなかった。愛する人達よ僕は泣く事さえ許されず、あなたに伝えるべき言葉を探している。


天から死の通告を受けまだ15分さえ過ぎていないのに、


僕はあなたに伝えるべき言葉を探している。